休日を利用して,実家近くの熱田神宮へ行ってきました。今まで初詣くらいしか行ったことがありませんでしたが,知人からパワースポットのことを聞き,出かけてきました。

本殿を右に曲がり,神楽殿横の鬱蒼と木々が茂った小道を下って行くと,付きあたりに清水社があります。

途中で何人かにすれ違い,結構知られた場所のようです。御祭神は水を司る神様である罔象女神(みずはのめのかみ)です。

社殿の奥に湧き水が出ているところがあり,「お清水さま」とよばれています。この水で洗うと,目がよくなり肌がきれいになりで,パワースポットして雑誌などに紹介されています。

湧き水の中に苔むした石がありました。この石は楊貴妃の石塔の一部だそうで,楊貴妃にまつわる伝説が熱田神宮にはあります。

中国が唐の時代のことです。玄宗皇帝は大和国(現在の日本)を侵略しようとしていました。それを憂えた天照大神の命を熱田大明神が受け、熱田大明神は唐で楊貴妃という名の絶世の美人へと変身しました。楊貴妃の美貌に心奪われた玄宗は唐へと引き下がってしまい,目的を達成した熱田大明神の魂は熱田の地へと舞い戻ったというお話しです。

湧き水でしっかりと顔,手を洗ってきましたので,ご利益があったら,またご報告いたします。

平井クリニック