明けましておめでとうございます。

 今年の名古屋は元日から晴天で,おせち料理を食べた後,運動がてら,熱田神宮に歩いて初詣に行って来ました。熱田神宮のお参りは,元日の午前中が狙い目で,参拝客が多いながらも拝殿まですんなりと到達できます。これが混雑してくると,警察が拝殿前でロープを張って入場制限というか参拝制限を始め,結構,待たされることになります。熱田へ行くなら午前中です。

 さて,今回は,家庭血圧計についてお話します。一般に入手できる血圧計には,指式,手首式,上腕式がありますが,皆さんはどれをお持ちでしょうか。それぞれ一長一短がありますが,得られた測定値については上腕式が一番正確とされています。指式は測定部位が最も心臓から遠く,末梢血管の収縮や手の位置による測定誤差が生じます。手首式については,血圧測定の基準値は心臓の右心房という部分なのですが,手首が右心房の高さでない時に誤差が大きくなります。また,手首には両側に骨がありますので,カフでうまく動脈を圧迫できないこともあります。上腕式は他に比べると正確で,医療機関では普通これを使用しますが,腕が非常に太いか細い場合は,周径に見合ったカフを用いる必要があります。

 これから血圧計を購入される方には上腕式をお勧めしますが,指式,手首式は,なんと言っても携帯に便利で腕をまくらずに測定できるという利点もあります。上腕式を買ったものの,測るのが面倒で使わなくなってしまっては意味がありませんので,なるべく簡単に測りたいという方は手首式でもよいでしょう。その場合は,一度は上腕式と測定値を比べてどのくらい違いがあるか確かめてみるとよいと思います。

平井クリニック